事業紹介 BUSINESS

ボイラ・タービンの新設工事

多種多様な業界から求められる、確かな品質と対応力

製紙、製鉄、自動車、空港、石油、セメントなど、各種業界に向けたボイラ・タービンの新設工事に対応しています。小規模設備から数百トンを超える大規模案件まで、確かな精度でこれまでに100以上のプロジェクトを担当。全国各地に点在する事業所には、管理技術者と現場責任者が常駐しているため、エリアを問わず幅広い範囲で当社の価値を提供させていただいております。

日本汽力が選ばれる理由

創業からまもなく100年を迎える当社は、これまでに手掛けた数多あるプロジェクトにより、独自の価値を着実に磨いてきました。それが、お客様の厚い信頼に繋がっているのだと確信しています。

VALUE 実績
数多くのプロジェクトの中で、特に大型案件として挙げられるのが、天然ガスを採掘する全長500m級の大型船に乗せるボイラ新設工事です。求められた期限内に、効率性と正確性を伴う製造工程を組み上げ、1基で400tものボイラを7基設置しました。潮風にさらされても腐食しない特殊塗料の使用や、より精密な工事が求められる現場の中で、日本初となるこのプロジェクトを無事に完了しました。
SECURITY 安全第一
高い品質と定められた納期を守り、さらには現場で働く社員や協力会社の方々のモチベーションを保つためには、安全への意識が最も重要となります。近年では作業における負傷のみならず、熱中症や通勤時の交通事故など、あらゆる面でのサポートが求められます。そこで、作業に入る前には、全ての可能性を考慮し安全への意識付けや命を守る行動への指導を徹底しています。
PERFORMANCE 技術
建設の現場は、常に新たな機材が導入され、工事の方法に関しても、時代ごとに変化していきます。また、高い技術を有する社員が増えることで、品質や安全、作業効率にも大きく関わります。その流れに対応するため、社内で行う特別講習会や各自で技術向上をめざす支援制度を実施。より難易度の高い資格取得に向けて、多くの社員が邁進し続けています。
MANAGEMENT 管理
新たな現場で作業をする新設工事では、とりわけ作業に臨む前の準備に力を注いでいます。工事全体のスケジュールを1日ごとに詳細に書き出し、同時に、それぞれに実施する工程に関しても、どのような手順で進めるかを検討し、作業を細分化。その工事計画を作成した責任者が現場に赴き、工程管理者として確実な工事を実現しています。

新設工事のポイント

新設で工事を行う際には、次の4つのポイントに重きを置いて作業を行っております。

  1. 011年で4度の取り組みで安全への意識を向上

    当社では、7月に全国安全週間、10月に全国安全衛生週間、そのほか年末や年始にも安全に関する取り組みを会社全体で行っています。数ヶ月の1度のペースで定期的に行うことで、作業ごとに潜む危険を未然に防ぐ意識を向上。また、作業現場においては、イレギュラーな対応が発生した場合、一度作業員だけで集まり、安全かつ確実に作業を終えられるミーティングを行っています。

  2. 02効率性や安全性にも関わる計画準備

    「準備8分、仕事2分」の考えで、工事がスタートする前に徹底して計画を準備していきます。現場責任者が中心となり、プロジェクトの規模に合わせて最適なメンバーを招集。より効率的で安全な作業の流れのほか、現場で必要な重機や機材の確認などを行います。事前に準備を整えておくことで、仮に想定にない出来事が発生した場合でも、すぐに計画を作り直し、新たに作業を進めることが可能です。

  3. 03現場ごとの最適な治具の設計・製造

    現場に応じて、必要な機材は千差万別。状況によっては、既存の機材では対応できないケースをはじめ、より高い作業性や安全性を求め、治具そのものを当社内で設計・製造することが可能です。独自で製作できる体制があることで、より確実な作業性を適えられます。

  4. 04協力会社への技術的なサポート体制

    大型プロジェクトでは、150名を超える作業員が現場に入るため、社員のみならず協力会社のスキル向上も品質に大きく関わります。特に、時代ごとに求められるスキルが異なるため、協力会社に所属する社員の方々に、より需要が高い資格取得をめざしたサポートを行っております。